電子機器の小型化・高性能化は留まることを知らず、パソコン並の性能を誇るタブレット端末も出てきています。そんな世の中の流れに採点システムも追随していて、パソコンだけでなくタブレットにも対応している製品が徐々に増えつつあります。タッチパネルやペンなどのハードウェアが採点業務と相性がいいのも、対応の理由と考えて良いでしょう。特にデジタルデータ化した用紙を画面に表示させれば、まるで答案用紙を直接触っているような感覚になる方も少なくありません。
答案用紙の画像の上を直接指でなぞったり、タッチペンでコメントの書き込みができるため限りなくアナログに近い環境で作業できます。パソコンよりも直感的に採点システムを操作できるのは、導入のハードルを下げる一因となることでしょう。加えて、ノートパソコンよりも軽くてカバンの中の場所を取らないのもメリットです。あらかじめ答案用紙のスキャンだけ済ませておいて、採点作業は空き時間の合間に行うといった手軽さが手に入ります。
また選択問題を自動で判別してくれる採点システムを導入すれば、より手軽さがアップします。記号による選択やマークシート形式の答案が多い場合は特に、作業効率改善に貢献してくれること間違い無しです。他にも成績処理システムとの連動に対応しているソフトであれば、採点のみならず成績業務も実に手軽になります。教育現場の効率化に悩んでいるのであれば、一度導入を検討してみることをおすすめします。
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